「もし…私が最低な女王になったら、私を殺してね」 現代社会の一般的な家庭に生まれた、どこにでもいる普通の少女。そんな彼女は、8歳のときに気づく。乙女ゲームの極悪非道ラスボス女王「プライド・ロイヤル・アイビー」に転生していたと…。転生していたのは、乙女ゲーム「君と一筋の光を」の世界。ゲームのストーリーで、プライドは国と民を苦しめる最悪の女王となる。そんなラスボスになってしまった彼女は、ゲームをやりこんだ記憶を頼りに、自分にしかできない“ストーリーの改変”を目指す。これから起こる悲劇を回避し、登場人物みんなが幸せになれる世界を目指すため、国のために、民のために全力を尽くしていく、ハイスペック悪役王女のラスボス回避ファンタジー。
(C)天壱・一迅社/ラス為2製作委員会2026
明日で16歳となり、成人するプライド。誕生祭で、王女としての器を示す必要があるプライドは、緊張気味に準備を進める。一方、ステイルとアーサーは、誕生祭で発表される彼女の婚約者の存在が気になっていた……。翌日、誕生祭にてプライドの婚約者がフリージア王国の同盟国・アネモネ王国の第一王子・レオンだと発表される。レオンに関する前世の記憶を思い出したプライドは、ゲーム本来のストーリーで彼に降りかかる“悲劇”の回避を目指すことを決意する。
これから先、レオンの身に起こる“悲劇”を回避し、彼を幸せにするため、アネモネ王国への極秘訪問を計画するプライド。王国騎士団やステイルたちの協力を得て、準備を整えたプライドは行動を開始するのだが……。一方、アネモネ王国へと帰国後、民から“望まれる王”としての役割と自身が抱く“本当の望み”の間で苦悩するレオン。その裏では、何者かがレオンを陥れるための謀略をめぐらせていた。
城下の酒場で目を覚ましたレオンは、酒場の客たちに泥酔している姿を目撃され、さらに正体がバレそうになってしまう……。そんな窮地からレオンを救出したプライドたち。今回の出来事の黒幕がアネモネ王国の第二王子・エルヴィン、第三王子・ホーマーであることをレオンに告げたプライドは、アネモネ王国国王に全てを明かそうと提案する。しかし、国から王位継承者がいなくなることを懸念したレオンはそれを良しとせず!?
愛する国のため、民のため踏み出すことを決意したレオン。プライドたちと共にアネモネ王国城へと帰ってきたレオンは、さっそく国王にして父親・グレゴリオと対面。彼にエルヴィンとホーマーが自身のことを陥れようとしていたことを告げる。一方、フリージア王国を悪者にした作り話で無罪を主張するエルヴィンとホーマー。どこまでいっても自分勝手な2人を前にプライドは怒りを抑えられなくなって……。