人族の土地に攻め入る灰猿人(マカク)族、豚人(オーグ)ら亜人種との戦が続く戦乱の時代。ラグ村の少年・カイは村を守るため日々戦いに明け暮れていた。「加護持ち」と呼ばれる強大な力を持った者たちにより厳しい戦いを強いられ次々と仲間が倒れていく中、突如、自身が経験した事がないはずの「不思議な記憶」を思い出す。それはこの世界より文明が進んだ技術や人々の生活の知識だった。そして、一人の村人に過ぎなかったカイだが、やがて大きな試練に巻き込まれていくことになり…。過酷な世界で一人の少年の戦いと成長を綴る壮大なファンタジーがここに始まる。
(C)谷舞司/主婦と生活社/神統記(テオゴニア)製作委員会
人族と灰猿人(マカク)族や豚人(オーグ)族が争う世の中で、少年カイは戦場でなんとか生き抜いていた。ある日ふいに不思議な記憶が蘇るが、オーグ族の襲来に駆り出され、戦闘中に負傷してしまう。
瀕死だったカイは、目を覚ますと身体中の傷が癒え、そして、顔には神紋が浮かび上がっていた。村に戻ったカイはとある秘密を姫ジョゼに握られ、鍛錬に付き合わせられることに。そして、月に一度の土地神が眠るお墓掃除が近づいてきた。
エダ村でのマカク族との戦闘の活躍により、カイは村のみんなから一目置かれるようになった。カイは鳥の声をキッカケに谷へ行くことにした。谷で過ごしていたところ、小人(コロル)族と名乗る者たちが近づいて来たのだった。
谷へ攻め込んできたオーグ族を一掃したカイは、加護持ちのオーグの神石を取り込んだ影響で気を失っていた。村に戻ったカイは、領主のヴェジンより模擬戦の相手に指名され挑むことになり、力を抑えつつ戦うが――
巡察使ガンダールが村に視察にくるため、村人は準備に追われていた。一方、大僧院“マース”より派遣されたナーダという僧も、ラグ村を訪ねてきたのであった。とある目的があり、それを聞いたカイがとった行動とは!?
オルハ達一行は村周辺を調査すると、森でマカク族の砦を発見する。一方、谷へ向かったカイはオーグの大戦士――六頭将(リグダロス)の1人と対峙することに。そして、裏ではナーダが何かを確信して動き出した。
六頭将(リグダロス)アドゥラカーンの神石を取り込んだカイは谷に異変をもたらすほどの影響に困惑していた。一方、ジョゼとオルハに呪いの痣が現れ、カイとナーダは墓石の調査に向かうが、そこでナーダが――!?
ナーダに襲撃され致命傷を負うカイは、真実を告げられ意識が薄れる中、加護持ちのマカクが現れ応戦。自らの信念のためナーダと共闘を決意する。一方、村ではマカク族の襲撃を凌ぐ中、ガンダールが予想外の行動に出る。
マカク族の襲撃にヴェジンが奮闘するも、次々と押し寄せる敵に劣勢を強いられる。オルハとジョゼも戦いに加わり、カイも援軍に駆けつけ応戦。だが、ガンダールがエルサを連れ村から逃げたと知り、カイは二人を追う決意を固める。
エルサの病状は一時安定するも、予断を許さない状況が続く。そんな中、マカク族首領トルードが現れ、村襲撃の理由と共にカイへある願いを伝える。ナーダの言葉やポレックの助言を受け、その願いを受け入れる決意をする。
マカク族の住処に案内されたカイは、大首領アブリドルからマカク族の悲劇とディアボの正体を聞かされる。ジョゼとの約束を胸に、ディアボ討伐を決意する。カイも戦いに参戦すると、また谷の神の声が聞こえてきた。
ディアボに飲み込まれ、脱出を試みるが、徐々に命を吸い取られ意識が遠のく中、谷の神が語り掛けてきた。ディアボとの戦闘は熾烈を極め、カイとゼイエナらは苦戦を強いられる中、ディアボから不気味な声が響き渡った。