鎧戦士の役割から解放された五人の少年は、高校生らしい夏休みを満喫していた。しかし、突如新宿を怪現象が襲う。地表を撫でる熱風、街を包むジャングル…。パニックに陥り逃げ惑う人波に逆らうようにして、鎧玉に導かれて来たリョウは、新たな戦いを予感する！

黒い輝煌帝をまとう褐色の肌の少年、ムカラの攻撃で、リョウとセイジはサバンナに飛ばされる。ムカラは白い輝煌帝との戦いを望んでいるが…。一方、戦うことに疑問を抱くシンはシュウと激しく対立、鎧との決別を決意し、鎧玉を湖底に投げ棄ててしまう！

許嫁のナリアの制止を無視し、リョウとセイジに攻撃を仕掛けるムカラ。戦いの中セイジは、この戦いが心のない鎧によって操られていることを知る。戦いに取り憑かれた鎧の意志を否定するリョウは戦いを放棄、セイジもそれに続くが…。鎧の暴走と無益な戦いに終止符は訪れるのか？

瀕死の状態が続くリョウとセイジ。しかし、二人の回復を願う心に応えるように、純の目の前に、迷いを乗り越えたシンが現れる。この無意味な戦いは、全て鎧が求める「戦い」への欲求だと知る一同は、輝煌帝を破壊することでこの戦いを止めるしかないと、輝煌帝に対峙する！