永井豪原作によるスーパーマリオラマ
(本格特撮+人形劇)で描かれるSF空想ドラマ!
日本のアニメ&特撮界の豪華スタッフ陣が送る大傑作!
西暦2999年。第三次星間戦争が終結し、ようやく戻った宇宙の平和もゲルマ帝国の侵攻によって打ち破られた。この危機を救えるのはドクトル・ベンが秘かに進めていた「X計画」だけだ! そう判断した防衛軍長官、ジェネラル・黒田は、Xボンバーのパイロットとして銀河シロー、ボンゴ・ヘラクレス、ビッグマン・リーをベンの下へ派遣する。ゲルマ帝国の探し求める「F-01」とは? その鍵を握る謎の美少女ラミアの正体は? 全宇宙の命運を賭けた、Xボンバーとゲルマ帝国の戦いが始まった。
(C)2002 ダイナミック企画・エノキフイルム
突如地球を襲ったゲルマ軍団の前に、なす術のない地球防衛軍。頼れるのは新鋭戦闘母艦「Xボンバー」しかない。銀河シローをはじめとする若者たちを乗せ、急ぎ発進するXボンバーだったが…。
ゲルマ艦隊の猛攻を受け、月面に不時着したXボンバー。乗組員を気遣うラミアは、敵の攻撃の中、Xボンバーへ駆けつける。危機に瀕したXボンバーは必殺のブレスト速射砲での応戦に出る…!
ゲルマ軍団を指揮するブラディ・マリーは、地球防衛本部にF-O1の引き渡しを要求してきた。F-O1についての情報がない本部は困惑する。その頃、ラミアは、ある疑問をドクトルにぶつけていた…。
冥王星再建に旅立った船団が行方不明になる事件が発生。護衛任務に出動したXボンバーにゲルマが襲い掛かる。木星表面からの砲撃に苦戦するXボンバーに、ドクトルはビッグ・ダイエックスの出動を命じた!
無事に船団護衛の任務を果たしたXボンバー。そんな折り、謎の通信が飛び込む。その内容から自分の出生の謎を解き明かせるかも、と宇宙に飛び出すラミア。そこに待ち受ける巨大帆船の正体は…?
Xボンバーに新たな命令が下った。冥王星に現れた謎の帆船ドクロ号の追跡だ。出発準備が進むさなか、ゲルマ母艦が地球に接近。帆船と接触しようとしたラミアの引き渡しを要求してきた…!
異常な重力に支配された空間サルガッソに引き込まれ、立ち往生してしまったXボンバー。脱出策を練るシローたちだったが、それを嘲笑うかのようにコズロの監隊が奇襲を仕掛けてきた…!
ひと時の休息を求めて惑星Mに着陸するXボンバー。この星には未知の生物が棲んでいた。ラミアは生物と仲良くなろうとするが、シローは生物に銃を向けた。シローの行動をラミアは激しく問い詰めるのだが…。
ゲルマ本星に帰還したブラディ・マリーに対し、ゲルマ魔王はこれまでの失態を激しく叱責、マリーを断頭台にかけようとする。しかし、汚名返上を期すマリーは秘策があることを魔王に進言する。
ドクロ号の呼び掛けに応じ、惑星Sに降り立つXボンバー。しかし、そこにはマリーの配下となった冥王星基地の司令官、カスターが張った恐るべき罠が待っていた! 危うし、Xボンバー!
SOSを受信して、調査に向かったシローたち。辿り着いた星は戦争で荒れ果てていた。宮殿跡の地下からこの星の王女を救い出したシローは、ゲルマの魔手がこの星にも伸びていたことを知るが…。
仲間から追われる一人のゲルマ兵士を助けたシローたち。ゲルマの貴重な情報を得ようと考えるドクトルだが、シローは悪い予感が拭えない。兵士は隙を見てラミアを襲った。全てはカスターの計略だったのだ!
カスターを撃ってしまったことを悔やみ、落ち込むシロー。そんなシローを、リーたちは雑煮を作って慰めようとする。仲間の心遣いに感謝しながら、シローはこれまでの苦しい戦いを回想するのだった…。
ドクロ号からラミアを船に寄越すように通信が入った。ドクトルはそれを断るのだが、自分の秘密を知りたいラミアはシローと共に小型宇宙艇で飛び出した。ブラディ・マリーはそれを察知し、動き出す!
ドクロ号艦長のハレーと会話したというラミアの言葉を受けて、球状星団へ進路を取るXボンバー。不思議な能力を見せ始めたラミアに対して、不審と疑念が乗組員たちの間に広がっていくのだが…。
惑星Mに不時着したXボンバーとゲルマ軍団の死闘! しかし、シローたちの奮戦虚しく、ラミアが攫われた。焦るシローたちの前に、ドクロ号が飛来。艦長のハレーはついにラミアの秘密を語る…!
“西暦3000年を迎えた時、大いなる力を宿す…” マリーから自分の秘密を聞かされ驚くラミア。氷の監獄へ連行されたラミアは必死でテレパシーを送った。その頃、ラミアの行方を追うXボンバーは…。
囚われたラミアの行方が掴めず、焦りの色が隠せないドクトルたち。僅かな希望を頼りに宇宙を行くXボンバー。その頃、ラミアを捕えた功績を買われ、マリーとコズロは念願の昇進を果たしていた…。
シローたちのいら立ちが頂点に達した時、ようやくラミアの居場所が分かった。ハレーからの連絡を受け、七色星団の氷の星に勇躍駆けつけるXボンバー。その前にブラディ・マリーが立ちふさがった!
ハレーの待つ惑星へと急ぐXボンバー。その航路上に一隻の難破船が現れる。生存者なしと判断して先を急ぐシローたちだが、そこにはラミアの抹殺を決意したマリーの恐るべき罠が待っていた!
ラミアを庇って息絶えたドクトルを思い、悲しむシローたち。M13に到着し、ドクトルを埋葬したシローたちは改めてゲルマ打倒を期す。その頃、M13を壊滅させるべく、マリーは総攻撃を命じていた!
ゲルマの総攻撃が始まった。不安に揺れるラミアの心をよそに、戦いは熾烈を極めていく。ラミアを守ろうと立ち向かったビッグ・ダイエックスだが、ゲドラ博士の新兵器がビッグ・ダイエックスを苦しめる!
地球へ向かったゲルマ本星を追って、最大速度で飛行するXボンバー。その行く手に立ちはだかったのはコズロだった。自らの命の限界を悟ったコズロは、そのすべてを懸けてXボンバーを葬むろうとする…!
新世紀が近づき、ラミアの体に変化が起こった。その力を恐れるゲルマ魔王はXボンバー撃破を命じる。手動操縦で旅を急ぐXボンバーは魚雷攻撃に大苦戦。このままではゲルマ本星に追いつけなくなる…!
ゲルマ本星の猛攻撃が地球とXボンバーを襲う。決死の覚悟で戦うシローたちだったが、魔王の力は計り知れないほど強大だった。その時、ついに新世紀の夜明けが訪れ、ラミアが神として目覚めた!