新世紀GPX サイバーフォーミュラSIN (配信数 5 話)
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作品情報
見どころ
ハヤトは速いのではなく、強い。冒頭、加賀がそういう趣旨のことを語る。これは全シリーズのテーマを集約したものかもしれない。単に速く走ることに意味はなく、人と人が競いながらも関係を結び、勝負というかたちの決着をつけることにこそ意味があるのである。アスラーダの兄弟マシン“凰呀”に乗った加賀が、ハヤトとの決着をつけようとするスタンスからも、シリーズ全体でレースを通じて描かれたものの総括が行われているようだ。キャラクター各人の外見もすっかり大人へと成長。彼らが走り抜けた歳月の蓄積を感じさせる。現時点で最後に発表されたシリーズだが、それにふさわしく、様々なゴールが多面的に描かれた待望の作品と言えよう。【アニメ評論家・氷川竜介】
全体のあらすじ

頂点を極める究極のラストバトル!
旧マシンで臨んだ初戦で戦力不足を痛感する加賀は、アルザードのオリジナルマシンである「凰呀」を名雲から託された。それはそう易々と手なづけられるようなものではなかったが、ZEROの領域で心身ともにボロボロになりながらもついにミラージュターンを見出した加賀は、不調から復活したハヤトに勝負を挑む!

(C)サンライズ

スタッフ
原作:矢立 肇
ストーリー原案・総監督:福田己津央
脚本:両澤千晶
キャラクター原案:いのまたむつみ
キャラクターデザイン・総作画監督:久行宏和(中村プロダクション)
マシンデザイン:河森正治(スタジオぬえ)
メカニカル作画監督:重田 智(スタジオMAX)
音楽:佐橋俊彦
キャスト
風見ハヤト:金丸淳一
加賀城太郎:関 俊彦
菅生あすか:三石琴乃
葵 今日子:天野由梨
名雲京志郎:池田秀一
グレイ・スタンベック:渡部 猛
フィル・フリッツ:私市 淳
新条直輝:緑川 光
アスラーダ:小野健一
放映期間
1998年

各話一覧

ROUND1 不敗神話

一年間の出場停止処分を耐えた加賀とZIPの面々だが、状況は厳しく今日子による資金要請が却下されたのみならず、タイトルを獲れなければアオイは撤退を余儀なくされる。旧式となったエクスペリオンでは思うようにタイムを出せぬ加賀。そこに姿を現したのは天使か?悪魔か?

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ROUND2 復活の刻

“凰呀”それは南雲の兄が手掛けたアルザードの原点にして、紛れも無くアスラーダの兄弟と言える死神マシン。南雲から悩むことなくこれを譲り受けた加賀は、クルーにその出自を明かさぬまま、早速この猛馬に乗り込むが、その強烈なポテンシャルは想像を遥かに超えていた!

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ROUND3 凰呀の叫び

緊迫の第3戦。コース登場時には凰呀に振り回され、周囲の失笑を浴びた加賀だが、ハヤトは逆に加賀ですら振り回すマシンの恐るべき正体に気づきはじめていた。レセプションでも静かに火花を散らせる二人。そしてマシンとドライバーそれぞれの因縁をかけた対決が今始まる!

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ROUND4 勝者の条件

トラブルが続き調子を崩すハヤトと、未だ凰呀と折り合いがつかずZEROの領域でギリギリのバトルを繰り返す加賀。周囲の心配をよそに、それでもチャレンジを続けずにはいられない二人。そして迎えた11戦で加賀はようやく凰呀の感覚をモノにし、ミラージュターンを完成するが…。

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ROUND5 全ては時の中に…

いよいよ最終戦。予選でクラッシュした加賀を、レースから外そうとする今日子だが、燃え滾る闘志は最早誰にも止められない。決意の証に髪を切り、黒く染める加賀。それを真正面から受け止めるハヤト。互いに一歩も譲らぬ2台。勝負の行方は最終コーナーにまで持ち越され…。

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