銀河のトラブルコンサルタント、ユリとケイ。
人呼んで「ダーティペア」。
銀河のもめ事は“お騒がせコンビ”におまかせ!?
銀河のもめ事を解決すべく、WWWA(世界福祉事業協会)が誇るトラブルコンサルタント、ラブリーエンゼルのユリとケイが宇宙を股にかけて大活躍する、痛快SFアクション。解決困難なトラブルにユリとケイはどのように挑むのか?
(C)高千穂&スタジオぬえ・サンライズ
エレノアシティのランドマークタワー「ダモクレスタワー」。それを管理する自立型メインコンピューターが、人間に対して反旗を翻した。炎や水にまかれ、制御を失い暴走するメカ群に襲われ、住民は逃げまどうばかり。そんな人々の中に、WWWAのトラブルコンサルタント「ラブリーエンゼル」のケイとユリの姿が現れた…。
宇宙船に不審なエンジン事故が多発していたコスモプレーン社は、豪華宇宙船テーアン号の護衛と調査をWWWAに依頼した。この任務はベテラン捜査官のグレイブに任され、そのサポートにケイとユリが選ばれた。ところがグレイブは、2人を女子トイレなどの男が入れない場所の調査をさせるためだけに呼んだと明言するが…。
所有者に巨万の富をもたらすという「ゴーレム・チップ」を奪取するため、キングのカジノに乗り込んだケイとユリ。2人は、側近に案内されキングに接見。美貌とユリのカード勝負の剛毅さでキングの気を引いたケイとユリは、キングの自宅へと招待される。だが、2人がWWWAのトラコンなのは、すでに見破られていた…。
開発中の筋肉強化剤を投与した猫のマラテスタが逃げ出した。「好物はチーズケーキ」という手がかりを元に、ケイとユリはケーキ屋に張り込んだ。そこへ案の定現れたマラテスタ。バイクでの追跡、新婚夫婦の部屋に乱入しての探索と、騒動をまき散らしつつ、2人は毛髪銀行の地下金庫へとマラテスタを追いつめるが…。
休暇をデートで過ごそうとするケイは、ユリとナンモを伴ってレンタルシップで惑星アンタレスへと向かっていた。身だしなみを整えるために降りた惑星の都市で、2人は正体不明の殺人マシンに襲われる。そんな敵の出方をうかがうため、わざと捕まった2人は不気味な廃棄物処理ステーションに連れ込まれてしまい…。
ケイとユリに「晶石プリズム」の輸送任務が回ってきた。このプリズムを宇宙海賊が狙っているとの情報があり、20隻ものダミー船が用意されていた。出発して早々、海賊船が出現、しつこく船名を問いただしてきた。海賊船を制圧し、コンピューターを検索すると、今回の輸送任務の情報が流出していることが判明して…。
ユニバーサル・ツアー・エージェンシーの御曹司クリッキーが、結婚式の最中に誘拐された。犯人はジョアンカという女性らしい。彼の父ゴールドジェフから息子の保護を依頼されたユリとケイは、指定された水生植物園へ身代金を持って向かう。だが、2人が接触したクリッキーとジョアンカの様子はどうもおかしかった…。
ケイとユリの元に、謎の違法電波が送られてきていた。それはユリの初恋の相手、ビリーからのメッセージだった。宇宙船のルーシアが完成したら迎えにいく。12年前の約束を覚えていてくれたことに感激したユリは、WWWAを結婚退職やケイとコンビ解消までも考えていた。だが、メッセージの発信源は刑務所からだった…。
ニューストーン鉱石の出荷量が減少していた。原産地の惑星プラストンで、鉱石の独占を狙い、トケッチとモンタルーという2つの組織が抗争を繰り広げているのが原因らしい。現地に派遣された2人は、ケイが「流れ星のおケイ」という名前でトケッチに、ユリが「紅おユリ」という名でモンタルーに用心棒として潜入するが…。
惑星カスピアの国王ルイス7世が崩御し、若干12歳の孫であるヒース王子が王位を継承することになった。だが、叔父のルーバー公が王位を狙って暗躍を始めていた。王子を保護しようと向かったケイとユリは、ルーバー公によりWWWAの名を騙る王子の誘拐犯に仕立て上げられ、さらに懸賞金を掛けられて追われてしまい…。
強引に有給休暇をとったユリとケイ。たっぷりデートと思ったものの、どのボーイフレンドも忙しいという。そんな折りにフランシスという男性から、パーティーの紹介状が送られてきた。出席するべく惑星ベルナスへと向かう2人。ところが、惑星コルドに立ち寄った2人は強盗犯ピートとモイラに間違われてしまい…。
WWWA本部にある開発事業部から、「アルジャーノン」という新セキュリティが盗まれた。開発部のファンゴリア主任のご指名により、捜索にあたるケイとユリ。実は、アルジャーノンというのはIQ153の天才ネズミのことだった。2人の捜査をかいくぐり町中のネズミを指揮して、アルジャーノンは人間を襲い出すが…。
ケイとユリが住むダモクレスタワーの下水で、管理部の作業員が死亡した。その遺体は無残な様相をしており、何かの生物に襲われたということしかわからない。調査に向かったケイとユリは、下水でピンク色をした全長約3mの軟体生物と遭遇する。その生物を駆除した2人だが、今度は30mもの巨大な軟体生物が現れて…。
ギャラから時間外手当が引かれていたことに抗議すべく、主任の元を訪れたケイとユリ。その引かれた手当とは、実は2人がホストクラブでどんちゃん騒ぎした経費だった。そんな中、殺されたはずの男性警備員が出社しているとの報告が入る。そのホスト遊びを経費として認めるのを条件に、2人は侵入者探しを引き受けるが…。
突然現れた謎の老人ジョーから宝探しの仕事を非公式に依頼されたケイとユリ。狙いは惑星ユッカで高度な文明を築いていたラ・カハンガ人の財宝。遺跡を開く鍵を手に、ジョー爺さんは財宝の総額は1億5千万クレジットになるだろう、と語る。2人は財宝の2割を報酬として受け取るということで、依頼を引き受けるが…。
ヨロズヤコンツェルンの37代目当主サクラコが、惑星バーハムの市民街を視察することになった。ユリとケイは、そのボディガードにかり出される。夜7時には大統領の晩餐会に出席するというスケジュールになっており、その前に帰ってこなければならない。だが庶民の生活に興味津々のサクラコは、2人をまいてしまい…。
銀河一の殺し屋にして暗号解読の天才であるサンデリックが、惑星ソロモン発キリシデ行・バベル107便に乗るという情報が入った。ケイは尼さんを、ユリはスチュワーデスを装い107便へ潜入する。だが離陸して間もなく、機長が副機長を銃殺、その後に自殺してしまう。その船の航路はブラックホールに固定されていて…。
麻薬組織の情報を握る男B.J。ホテルを倒壊させてまで彼を捕まえたユリとケイは、そのまま管轄のスラム警察署まで護送することになった。この後、彼は聴聞会に出席させられ、麻薬組織に関する証言をさせられる予定になっているのだ。だが、彼に証言させたくない何者かが、一同の行く先々で妨害を仕掛けてきて…。
愛する女性メシューゼラを殺した犯人を捜して欲しい。それが青年レアモンからのケイとユリへの依頼内容だった。ところが彼は、女性に触られると酔ったかのようなアレルギー症状が出てしまうという。そのおかげで極度の女性恐怖症に陥っているのだ。そんな彼が愛したメシューゼラというのは実は等身大の人形だったのだ…。
溶岩が地表を流れる惑星サラディンで、ミス・クリィミーギャル・コンテストが行われることになっていた。だがそこに、暗殺者ブルースの姿が目撃されたという。彼の逮捕を命じられるケイとユリ。そして、逮捕したブルースから彼の目的が母ジェーンの仇であるメルポットを暗殺することだと聞いたケイは…。
惑星マーシャルを飛び立ち、惑星デュークへ降り立った宇宙スペースバス807便。だが着陸した807便の中に乗員・乗客463人の姿は無かった。明後日から休暇とバカンスを楽しみにしていたユリとケイは、調査に駆り出されることになってしまう。そして、2人はASW観光社の事故調査官エディと共に調査を始めるが…。
807便の乗客失踪事件は、エディの息子アーサーが作り出した狂言だった。アーサーはコンピューターで「808便と807便のデータを入れ替えた」という。彼がこんな事件を起こしたのは、両親の不仲を心配してのこと。妹が失踪したとなれば仲良くなると考えたのだ。ところが、808便までもが失踪してしまい…。
麻薬密売の罪に問われている神父マホガニー。彼を逮捕しようとしたユリとケイだったが、途中で作戦中止命令が下ってしまう。その撤収中に負傷してケイとはぐれたユリは、有名な詐欺師のダニエルに助けられる。彼は、マホガニーを騙して無価値な惑星ヘルドーラを3千万クレジットで売りつける計画を持ち掛けて…。
マンション住まいの美女・連続殺人事件が発生した。手掛かりは最初の被害者が残した「セールスマン」という血文字と、被害者の額に一文字書かれた6種類のアルファベット「RPQNBK」だけ。一方で、囮となったケイとユリは、ヒマを持て余し気味。そんな2人が住む部屋に、次々とセールスマンたちがやってきて…。
休暇中のケイとユリに、偽札犯のガルー逮捕が指示された。ところがユリはデートの真っ最中。1人で調査をすると告げたケイに対してグーリーは、彼女のパートナーにキャリコ主任次長補を付けることにした。だが、キャリコは養成所をトップクラスで卒業といえば聞こえはいいが、実戦経験ゼロのド素人同然の人物だった…。
WWWAの兵器開発研究所を視察しに向かったグーリーは、警備隊長のマルカスに捕らわれてしまった。新兵器ゴッドキャノンでエレノアシティを灰にすると脅し、100億クレジットを要求したマルカス。だが、WWWAは支払いを拒否してしまう。そんな中でグーリーを助けようと、ケイとユリは独自に行動を開始するが…。